「しれとこのきょうだいヒグマ　ヌプとカナのおはなし」の絵本作家
あかしのぶこ氏の新作が誕生しました。

この絵本は、あるひとつの思いから製作の企画がはじまりました。

知床では100年後、200年後の森をイメージしながら森づくりが行われています。
そのイメージは、100年前、200年前のかつての知床の森の姿、樹種多様でたくさんの生き物が行き交う豊かな森です。

今、目にすることのできないはるか昔の知床の森、そしてはるか先の将来の森の姿を人々にどうやって伝えたらよいだろうかと考えていたとき、絵本の構想が思い浮かびました。

そこで、絵本作家のあかしのぶこさんにご相談したところ、ぜひ描きたいとお申し出いただき、約2年間の製作期間を経てこの絵本ができあがりました。

この絵本から、知床の森の息づかいがみなさんに届けば幸いです。



※絵本の製作費の一部は、ダイキン工業株式会社の寄付を活用させていただきました。